国体道路から少し入った場所にあり、カウンターと小上がり２部屋のみの静かな空間。夜毎集まる大人たちは、本日のおすすめやカウンターにずらりと並ぶ大皿料理など、店主・阿比留章一朗さんが手間ひまかけた料理を銘酒とともに愉しむ。阿比留さん入魂の『水炊き』（前日までに要予約）もぜひ食べたい一品。6時間かけて作るスープは濃厚にして後口はさっぱり。やわらかなモモ肉とともに鍋の中にあるのは、大ぶりでふわっふわのつみれ。深ネギなどの野菜を軽くスープに通してしゃぶしゃぶ風にいただけば、シャキシャキとした食感がモモ肉とつみれの味をさらに高める。いつもの晩酌にはもちろん、遠来の客人を連れていきたいお店だ。